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モアサナイトとは

モアサナイトは、地球上で天然に産出されるのは稀で、ほとんどは隕石中に産出され、初めて発見されたモアサナイトは1893年、アメリカ・アリゾナ州のキャニオン・ディアブロ隕石から発見されました。

また、アエンデ隕石に含まれるモアサナイトは、超新星の際に吹き飛ばされた粒子が由来とされています。

モアサナイトの組成は炭素ケイ素であり、よくダイヤモンド(炭素)と比較される事が多いですがダイヤモンドとは異なる元素で形成されており、完全に異なる宝石である事が科学的に証明をされています。

代表的な比較として、宝石のキラメキを表す「ファイヤ」を比較材料に取り上げられます。

そのファイヤにおいて、モアサナイトは2.5倍の数値を誇っており、白く強い輝きを作り出す「ブリリアンス」や、表面の光沢を表す指標においても、ダイヤモンド以上の数値を出しています。

モアサナイト
ダイヤモンドの2.5倍以上の輝きを持つモアサナイト

つまり、モアサナイトはダイヤモンド以上に光り輝く宝石である事が既に世界では認知をされています。

ここまでの輝きを出している宝石は、今の地球上には大変な希少価値を持っています。

産出されることすら稀なモアサナイトは2015年まで、ある1社のジュエリー会社のみでしかモアサナイトの人工製造を行なう事が出来ておりませんでした。

その宝石としてのモアサナイトを初めて人工的に製造することに成功したのは、アメリカのチャールズ&コルバード社です。

同社は、人工宝石としての炭化ケイ素の製造工程における特許を取得し、1998年に世界で初のモアサナイトジュエリーの販売を開始しました。

尚、このモアサナイトの製造特許はアメリカでは2015年に有効期限を迎えたのを皮切りに、2016年には世界25か国、そして2018年にメキシコで有効期限を迎えており、現在ではアメリカをはじめとする各国で質の高い人工モアサナイトの製造が行われています。

今、世界各国でモアサナイトの製造競争が行われており、今後更に日本への流入が予想されています。

その際には、現在世界各国で偽物や類似品が出回っている事が起きているということを事前にご理解頂いている事で、本物のモアサナイトをお楽しみ頂けます。